【BMW】「車両動き出し注意」表示|故障コード420106 シフトレバー内部スプリング交換修理
今回はBMW 2 Series Active Tourerの警告メッセージ点灯修理をご依頼いただきました。
お客様からは、メーターに「車両動き出し注意」と表示されるとのご相談をいただきました。
この症状はF45だけでなく、BMWの他車種でも発生事例がある不具合の一つです。シフトレバー内部の部品が原因となるケースもあるため、警告が表示された際は早めの点検をおすすめします。
ご入庫時の症状
メーターに「車両動き出し注意」と表示されるという症状を確認しました。
まずは診断機(AUTEL)を使用し、各制御ユニットの故障コードを確認します。
診断結果
診断の結果、**故障コード「420106」**を確認。
内容は、
「シフトロックソレノイド:セレクターレバーに異常があり、Pレンジでロックされていない」
というものでした。
故障コードだけでは原因を断定できないため、シフトレバー内部を分解点検したところ、ロック機構に使用されているスプリングの折損を確認しました。
このスプリングが破損するとシフトロック機構が正常に作動せず、「車両動き出し注意」の警告が表示される場合があります。
修理内容
通常、この部品はシフトレバーAssyでの交換となるケースが多く、メーカーから内部部品単体の供給はありません。
しかし今回の車両では、シフトレバー内部の補修用スプリングが社外品として供給されていたため、シフトレバーAssyを交換することなく、スプリング交換で修理を実施しました。
必要な部品のみを交換することで、修理費用を抑えながら正常な状態へ復旧することができました。
交換後は診断機にて故障コードを消去し、シフトロック機構の作動確認と試運転を実施。
警告メッセージが表示されないことを確認し、修理完了となりました。
BMWで「車両動き出し注意」が表示されたら
BMWではF45に限らず、同様のシフトレバーを採用している車種で、
・「車両動き出し注意」が表示される
・シフトレバーの操作に違和感がある
・故障コード420106が入力される
といった症状が発生することがあります。
もちろん、すべてがスプリング破損とは限らず、シフトロックソレノイドや配線、セレクターレバー本体など、他の原因が考えられる場合もあります。
そのため、故障コードだけで判断するのではなく、診断機による点検と現車確認を行い、原因を正確に特定することが重要です。
当店ではAUTEL診断機を使用したBMWの故障診断・修理に対応しております。また、今回のように補修部品を活用できる場合は、車両状態を確認したうえで修理費用を抑えられる方法もご提案しております。
BMWの「車両動き出し注意」表示や故障コード420106、シフトレバーの不具合でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. BMWで「車両動き出し注意」と表示されたら原因は何ですか?
A. シフトレバー内部のスプリング破損やシフトロックソレノイドの不具合などが原因の一つとして考えられます。
Q. 故障コード420106はシフトレバー交換が必要ですか?
A. 車両の状態によります。今回のように内部スプリングのみ交換できるケースもありますが、まずは点検・診断が必要です。
Q. BMWの他車種でも同じ症状はありますか?
A. はい。同様のシフトレバーを採用しているBMW車では、同様の事例が確認されています。そのため、車種を問わず「車両動き出し注意」が表示された場合は早めの点検をおすすめします。